和田秀樹・著 青春新書・刊 日本は、会社勤めの勤労者なら、60歳という一般的な定年制度があり、その後5年間は、同じ会社の名刺を使いながら、役職が取れた配置転換などの中で「元は私◯◯にいまして」という前置詞がついての名刺 […]
カテゴリー: 書評
つげ義春の妻が描いた絵日記
藤原マキ・著 ライアン・ホルムバーグ・訳 DRAWN & QUARTERLY・刊 この本は、早逝した「状況劇場」の女優で、つげ義春の妻、藤原マキが綴る絵日記とエッセイ『私の絵日記』の英訳本だ。つげとの […]
日本人の精神性ここに
稲垣沙織・著 ワンピース・ブックス社・刊 何か大事なことをする時は、なぜか部屋を掃除したり、台所を片付けたり、机の上を綺麗に整頓したり、一見関係のないことをしてしまう。そんな心の準備をして、気持ちを整理してから大事な一 […]
米社交会を魅了した日本人画家
デイヴィー美代子・編著 吉備人出版・刊 ニューヨークで活躍した日本人芸術家と言うと、イサム・ノグチ、草間彌生、国吉康雄の名前はすぐに浮かぶだろう。しかし、その国吉と同じ時代の20世紀の初頭、岡山から海を越えアメリカ社会 […]
SDGs目標達成のカギ握るZ世代
古市裕子・著新潮社・刊 いまや書店に行けば、SDGs(サスティナブル・デベロプメント・ゴールズ、持続可能な開発目標)という言葉の付いた本が書棚に所狭しと並び、日本でもかなり浸透してきていて、いまさら感もあるが、本書は「 […]
父親が書いた解説書
住山一貞・著 ころから・刊 米国同時多発テロで当時富士銀行勤務だった息子の陽一さんを失った東京都在住の住山一貞さん(86)が、パンデミックを超え4年ぶりにマリ夫人(84)とニューヨークを訪れた。米国がまとめた報告書を日 […]
ホワイトカラー消滅?
平 和博・著文藝春秋・刊 会社の企画書も人事評価もすべてAIによってなされ、ホワイトカラーのやっている職種はどんどんと、なくなって最後には消滅してしまうのではないか、その「凄さ」と「怖さ」を知るための必読書とでも言おう […]
ハリー王子が暴露本
Prince Harry, Duke of Sussex・著ペンギン・ランダムハウス・刊 英国王室から離脱し米国に移住したハリー王子の回顧録「SPARE(スペア)」が1月10日に発売された。子ども時代から陸軍時代、母ダ […]
アメリカに裁かれる日本企業
秋山武夫・著幻冬舎・刊 今から丁度10年ほど前に、週刊NY生活の編集部に1本の電話がかかってきた。アメリカ人の弁護士からだった。「日本企業が大変なことになっています。70社近い日本の自動車部品メーカーが違法カルテルで米 […]
女性狙撃兵が見た戦争
逢坂冬馬・著早川書房・刊 今年の本屋大賞と紀伊國屋書店「キノベス2022」でも1位を獲得した傑作戦争小説である。昨年8月の第11回アガサ・クリスティー賞では選考委員全員が5点満点をつけて大賞を獲得、デビュー作にもかかわ […]
『地球の歩き方』と『ムー』のコラボ
地球の歩き方編集室・編集学研プラス・刊 本書のページをめくったら、昭和後期に小学生だった人ならば懐かしいと思うはずだ。ページをめくる度に、あの時の記憶の引き出しが開かれる。 夜7時半から放映された水曜スペシャル川口浩 […]
一瞬で心をつかむ会話術
小池リオ・著ダイヤモンド社・刊 ニューヨークで活躍する日本人スタンダップ・コメディアン、小池リオさん(55)が、一瞬で心をつかみ、10分会話が続く「つかみイングリッシュ」、『英語は最初の10秒!』をこのほどダイヤモンド […]