家族で楽しむホリデーアトラクション

【ポーラーエクスプレス】
季節ごとにテーマを決めた観光鉄道を運行している「デラウェア・リバー・レイルロード・エクスカージョン」では、この時期は「ザ・ポーラー・エクスプレス」と題したイベントを行っている。電飾が施された列車に乗り込み、フィリップスバーグ駅を出発して1時間45分の鉄道の旅を楽しむ。
道中、同名の映画を観たり、ジャグリングや歌手のパフォーマンスもある。そして、サンタが各席を回り、子供たちとの撮影会なども楽しめる。駅の住所は、 99 Elizabeth St., Phillipsburg, NJ。本紙発行日以降の運行日は、12月7、9、14、15、16日。金曜は午後6時と8時。土曜は午後2時、4時、6時、8時。日曜は午後2時、4時、6時。料金は子供32ドル、大人42ドル。チケットは前売り制。購入は同鉄道のウェブサイトから。877trainride.com

【ダッチ・クリスマス】
独立戦争時にワシントン将軍の本隊が本陣として使用した史跡建造物「ザ・デイ・マンション」(199 Totowa Rd., Wayne NJ)では8日と9日の午前11時から午後5時まで、当時のオランダ移民によるホリデーシーズンを再現した「ダッチ・クリスマス」を開催する。ワシントン軍による砲術の実演、レース刺繍や敷物織りの実演をはじめ、18世紀の音楽のパフォーマンスも楽しむ。入場料は5ドル。ウェブサイトはdeymansion.org

【ラリタンバレー・プラネタリウム】
ラリタンバレー・コミュニティーカレッジ(118 Lamington Rd., Branchburg, NJ)が所有する、最新のデジタルシステムと100席の観客席を誇るプラネタリウムは毎土曜、一般公開されているが、12月15日と22日にはホリデーシーズン向けの特別プログラム「エイリアン・フー・ストール・クリスマス」「ウィンター・ワンダー・ライツ」「ミステリー・アット・ザ・ノース・ポール」を上映する。料金は1プログラム10ドル、同日に2つ目のプログラムも見る場合は2つ目は20%引きとなる。
上映時間(それぞれ約40分間)はウェブサイトを参照。raritanval.edu

【スピリット・クルーズ「大晦日花火とディナークルーズ」】
NY湾の観光クルーズでお馴染みのスピリット・クルーズは、大晦日12月31日、新年カウントダウンと花火大会を船上で堪能するディナークルーズを運航する。ビュッフェ形式のディナーやオープンバーを楽しんだあとは、DJが盛り上げてダンスパーティーなども行われる。そしてカウントダウンと共に、自由の女神のバックに上がる感動的な花火大会を楽しめる。乗船時間は午後9時、ハドソン川沿いのLincoln Harborで。クルーズは、午後10時から元旦の午前1時まで。料金1人269ドル90セントから。ウェブサイトは、spiritcruises.com

日本とトルコ100年後の恩返し

友好公演 カーネギーホールで

感謝してもしきれない テヘランで救出された沼田さん

左からトルコ大使館のセルダル・クルチ大使、向山精ニさん、NY総領事の山野内勘二大使

 日本とトルコの友好をテーマにしたコンサートが11月29日、カーネギーホールで開催され、オーケストラの演奏と映像を通じて、会場を埋めた観客は両国の絆の深さを再確認した。

福岡ハカセの知の旅へ

福岡 伸一・著 文藝春秋・刊


 生物学者の福岡伸一さんは、現在は青山学院大学教授・ロックフェラー大学客員教授、「生命とは何か」と動的平衡論から問い直した著書を多数発表している。

冬の足元に強い味方

イケメン男子 服飾Q&A 63 ケン 青木

 ヴァイブラム・ ソールと呼ばれる、ゴム製の登山靴用ソールとして1937年に誕生した靴底。

ブルックリン Jコラボで合同展

16日にショーケースとレセプション

 ブルックリンで日本文化紹介事業をしているNPO法人Jコラボ(代表:佐賀関等)は6日(木)から18日(火)まで、会員作家による年次アートグループ展を開催する。

人間の感情を色で表現して社会を見つめる

画家 中北紘子さん

 人間の感情をテーマに、花とシャンデリアをモチーフに絵を描く画家だ。花は地面から水分を吸収して太陽に向かっていく。人間も憧れとか美しさを求めて花を愛おしく思う生き物。人間の感情のせめぎあいのようなものは得意ではないが、またそういうものを持たなくては生きて行けないのが人間社会。そのはかなさをパーティー会場の天井から客観視しているシャンデリアに託し見つめる。
 アクリル絵の具でキャンバスに大きな凹凸を作りその乾いた上から油絵の具を垂らしていく。重力に吸い込まれるように凹凸をよけながらばらばらに流れていくさまざまな色。毎年、7、8月の夏にはカリフォルニア州ロサンゼルス南郊のニューポートビーチのアトリエに滞在して絵を描く。色、食べ物の味、自然の色など、アメリカと日本では同じものを持ち帰っても違って見えるし、違う味に思えるのが不思議でならない。
 絵は3歳の時に家の近所にいた女流画家が主宰していたお絵描き教室から。ピアノ、水泳、乗馬などいろいろなお稽古事で唯一続いたのが絵だった。小学校の時に紅葉を描いていて、たまたま全然予想していない絵の具が画用紙の上に落ちてしまった。その時「どうして紘子ちゃん、そんな色を置けるの」と背後から友人に驚かれて誉められた。予想しない決められた色ではない色を置くことで全く別の新しい世界が広がることをその時知った。
 小学校から大学まで一貫教育の聖心女子学院に在籍し、中学から造形専門学校にも通ってデッサンを勉強した。近畿大学に進んだが、東京藝大を諦め切れずに大学院受験して合格。東京藝大で知り合った多くの友人たちは「皆さん高い目標で活動しているのでその姿を見ていて刺激になる」という。11月27日から12月1日まで、藝大の先輩後輩という縁も手伝ってニューヨーク・ソーホーのマックス・ギャラリーで初のNY個展を開催した。オープニングには日米アーティストや招待客150人余りが詰め掛けた。「コンテンポラリーなホワイト・キューブのギャラリーだけでなく、病院や公共の場でふと目に触れたアートで人の心の中にも色を置けたら」と言う。想像性と社会への視線。多趣味で1930年代に大型客船やタンカーのエンジンのバルブを発明した中北製作所(大阪市)の創業者、曾祖父、中北辨造の血と感性をアートの世界でいま受け継いでいる。
 (三浦良一記者、写真も)

大晦日の 年越し寿司

寿司田本店から皆様に

 マンハッタンで本格江戸前寿司を提供する寿司田本店(東49丁目19番地、マジソン街と5番街の間)は、大晦日31日(日)に引き渡し限定の「年越し寿司」を4人前120ドル(税別)で特別提供する。

ともに虹を探そう

混声合唱団「とも」
子供サッカーチーム支援も

 2日夜、アッパーウエストサイドの教会で開催された混声合唱団「とも」第2回定期演奏会は、「虹をともにさがそう」で幕を開けた。結成以来8年。

平成最後の 天皇誕生日

国連大使公邸

 別所浩郎国連大使主催の天皇誕生日祝賀会が4日夜、国連大使公邸で開催され、川村泰久大使、星野俊也大使の3大使が揃って招待した各国の国連大使や外交官、国連職員、