粉もんフェス開催

日米9店がコンテスト参加
21、22日マンハッタンで

 ジャパンフェス実行委員会は21日(土)、22日(日)にお好み焼きやたこ焼きなどの粉もんフェスを開催する。マンハッタンで1ブロックを閉鎖、1万人規模のストリートフェスティバルになる。粉もんフェス内では地元ニューヨークのほか日本からの出店者によるコンテストを開催する。二日間に渡る粉もんコンテストでは、日本から4店舗参戦し、計9店舗による日米対決となる。
 日本からの出店者は「風月」(お好み焼き/北海道) 、お好み焼きいまり (お好み焼き/東京) 、アカトキ (お好み焼き/三重県)、トム(たこ焼き/愛知県) 、もんじゃ焼きCHICO(東京)。
 ニューヨークからの出店者はベントオン(焼きそば) 、フジヤキソバ(焼そば)、カールスボール(たこ焼き) 、オオサカヤ(お好みやき)。粉もんのみでなく、デザー ト、工芸品やギフトに至るまで合計30店舗を超える多種多様な店が参加する。
 開催場所は初日21日(土) 午前10時から午後6時までチェルシー地区の8番街15丁目と16丁目の間 (1ブロックを貸し切り) 。2日目、22日(日) は午前10時から午後6時。アッパーイーストサイドのレキシントン街83丁目と84丁目の間。
 コンテストは、来場者による投票で1位から3位まで決定。詳細はwww.japanfes.com
を参照。

その1「アンコール・プロヴァンス」

ジャズピアニスト浅井岳史の2019南仏旅日記

 開け放ったキッチンの窓からは緑の山に白い岩肌と赤茶けた煉瓦の白い石の建物が見える。まばゆい太陽光なのに心地よい風がそよぎ、遠くに蝉の鳴き声が聞こえる。南仏プロヴァンスの夏だ。私は旅が好きで、常に新しい場所へ出かけていくのだが、何度でも出かけたくなる同じ場所もある。南仏プロヴァンスだ。
 プロヴァンスと最初に出会ったのは東京で会社勤めをしている時だったと思う。当時六本木のお洒落な仏レストランに行けば、○○プロヴァンス風という料理を目にした。ボストン留学時代には英国人作家ピーター・メイルの「プロヴァンスの12か月」という本を読んで、いつか自分もプロヴァンスに行き、咲き誇るラベンダーの写真を撮ることが夢の一つとなった。
 私には厄年があり、やることなすことすべて上手くいかない大変な時期があった。それが極限に達した年の瀬に、厄払いを願って私たち夫婦はクレジットカードのマイレージを貯めてこのプロヴァンスにやってきた。それは冬であったが、美味しいワイン、奇跡的なトリュフ、ニースの美しい夕陽、十字軍の砦、人生を変えてしまう素晴らしい旅となった。それ以来、私たちは毎年のようにこの地を訪れるようになった。と言っても、最近は演奏のツアーでフランスに来ながらプロヴァンスでゆっくりできなかったので、今年はゆったりと2週間、文字通りバカンスを決め込むことにした。
 ピーターメイルは本のおかげであまりにもたくさんの人が押し寄せるようになってしまったので、しばしNYのロングアイランドに逃げていたそうだ。だが、プロヴァンスの生活が恋しくてまたやってきた。そして著した本が「アンコール・プロヴァンス」。
 7月14日、昨夜のクラブ演奏で疲れていてまだ眠りこけたいところを起きて荷造り。なぜにいつも出発当日の荷造りとなってしまうのだろう。最近はIoTとやらで、世界中どこからでも玄関に対応できるドアベル、常時家と庭を監視できるカメラシステム、毎日畑に水を撒いてくれる家庭用灌漑システムなど、荷造りよりも家のセキュリティーシステムのセットアップに時間がかかった。
 ウーバーでJFKに向かい定刻のフライトで8時間の末に、お馴染みのニース国際空港に到着。途中機内から見えるアルプスが美しかったが、着いてみると雨。初めて雨のニースを見た。
 例のごとくほとんど寝ていないのでかなり眠たいのだが、レンタカーをピックする。若くてとてもフランス的で素敵な女性が親切に対応してくれる。予約したフィアット500が小さすぎるので、プジョー208を選んだら非常に喜んでくれた。本当はVWが理想なのだが、彼女の可愛い顔から湧き出るフランス愛に絆された(笑)。フランス人はドイツ車嫌いだ。
 雨のなか、高速道路を3時間ドライブ。徹夜明けでフランスに着いて、いきなりこの移動はきついが、全体の行程を考えると仕方ない。アビニヨンを通過する頃には南仏の太陽が戻ってきた。夕陽のなか、目的地ウゼ(Uz)市に到着。レントしたアパートの主人が迎えてくれて、親切に説明をしてくれた。おしゃれな歴史の香る建物の3階のフロアを全部貸してくれた。ベッドルームが2つ、キッチン、トイレ、バスルーム、リビングルーム、ダイニングルーム、迷子になるかと思うこの広さにアーティスティックなデコの並ぶ宮殿の様なフロアである。中世の石の街に、このアパート、破格の待遇である。
 そして、窓からは石造りの中世の町並み、反対の窓からは瓦屋根越しに時折り岩肌を見せるプロヴァンスの山が見える。風が通り抜けると本当に気持ちが良い。カレンダー上では2日間であるが体には長い1日で、今朝NYを出発してその日の夕刻にプロヴァンスに着いたのは奇跡のように思える。
 早速薬局で今回忘れてしまった歯ブラシ、スーパーで野菜と果物と水を買い、近くの安食堂でバーガーを食べる。店のおばさんがとても優しい。英語はゼロであるが、下手なフランス語でのコミュニケーションが楽しい。午後10時を回るというのにかなり明るいので街を散策する。道が狭く、階段と小道でできた白い中世の石の街には立派な教会と絵になる城が見える。明日来よう。
 こうして2週間のプロヴァンス生活が始まった。豪華なアパートに着いてベットに横たわったらそのまま寝てしまった。(続く)
浅井岳史(ピアニスト&作曲家)www.takeshiasai.com

健康フェスティバル開催

ホーリーネーム・メディカル・センター
今月2パートに分けて各種無料検査

 バーゲン郡ティーネックにある総合病院「ホーリーネーム・メディカル・センター」のアジアン・ヘルス・サービス部門(ティーネックロー718番地)は、今月同センター内マリアンホールで今年で11年目となる「ヘルス・フェスティバル」を開催する。
 これは、健康保険を持たないか低い条件の保険しか持たない18歳以上のアジア人が対象のイベントで、保険がなくても健康を維持できるよう適切なサポートをすることが目的。参加者は無料でサービスを受けられる。パート1として、14日(土)と15日(日)の午前7時から午前10時まで、貧血、糖尿、肝機能、腎機能そのほか30項目以上の総合血液検査を実施する。参加者は12時間以上の絶食が必要となる。パート2は、28日(土)の午前9時から午後1時まで。パート1で血液検査を受けた参加者に、内科医や専門医が検査結果のレビューとコンサルティングを行う。また、インフルエンザの予防接種も行うほか、心電図、前立腺、目、痔などの検査や、骨密度やBMIの検査も受けられる。同イベントについての問い合わせは電話201・833・3310(日本語)、201・833・3399(英語)。

サックスとヨガで心の世界広げて

バリトンサックス奏者
エアリアルヨガ講師

為実 紗和さん

 1991年、神戸生まれ。3歳から母の勧めでクラシックピアノを始め、12歳で中学のビッグバンド部に入部。バリトンサックスの音色に魅力を感じ、ジャズを学び始めた。毎夏行われていた神戸スチューデントジャズフェス ティバルで2005年に団体賞を受賞。2006年には同大会で個人賞も受賞した。在学中に、学生とプロのミュージシャンが共演するイベント、神戸ジャズ2005に初出場し、2006年には、熱帯ジャズ楽団と共演を果たし、FM COCOROラジオにも出演。
 2006年に日下雄率いるモダンタイムスバンドに参加。荒崎英一郎、土岐英文に師事。2007年から2009年まで神戸ジャズオーケストラの一員として活動し、なにわEXPと共演を果たす。2008年には自身 で企画運営したSAWA BIG BANDを見事成功に収めた。
 2010年秋にバークリー音楽大学に奨学金を得て留学し、ジャズ作曲、編曲科を専攻。マリア・シュナイザー、テレンス・ブラチャードらに師事し、共演。2014年に同大学を卒業後、拠点をニューヨークに移し、キイライムパイ・バンドやチャーリー・ローゼン・ブロードウエービッグバンドの一員として活動した。現在所属しているロックバンド、チェンジング・モードで新アルバム「What September Brings」が20日にリリースする。
 またエアリアルヨガ、エアリアルダンスを体験、現在講師としての資格も取得してユニオンスクエアのヨガスタジオで指導、自身のトレーニングも行い、エアリアルダンスとサックスの演奏をコラボレーションしたパフォーマンスに挑戦している。来米して10年、ようやく街の生活にも慣れ、友人や仲間にも恵まれて今はニューヨークが大好きな街になった。ジャズで渡米し、ジャズの名門校で学んだアメリカで、自分らしさを求めていろんなことに挑戦したい、そんな気持ちの「今」を生きている。(三浦良一記者、Photo: Austin Hill)

(写真右) 音楽活動を共にするチェンジングモードのメンバーたちと(CDジャケットから)Photo: Moeka Nakamura

日本でアポロ劇場のアマチュアナイト

ジャパン2019
吉本興業が開催

出演者を募集中


 創立85周年を迎えるNYハーレムのアポロシアターからアジア唯一の独占公式ライセンスを得て、この秋、吉本興業が「アポロアマチュアナイト・ジャパン・2019」を開催する。
 10月に大阪・東京で予選大会を実施し、11月13日(水)の大阪クールジャパンパークTTホールの決勝には、アポロシアターから本場アマチュアナイトのプロデューサーもゲスト審査員で参加する。判定はNYと同様に観客の拍手とブーイングが決めてとなる。優勝者には賞金100万円、さらに11月27日(水)にアポロシアターで行われる年間優勝者大会「スーパー・トップ・ドッグ」にアジア人初のゲストとして招待される。出場条件は、満5歳以上でジャンル問わず世界に通用するパフォーマー。
 ただいま、出演者を募集中で、日本国外からの応募も可能。詳細は公式ウェブサイト https://apolloamateurnight-japan.com/を参照。

バードランド軽快サウンドで包む 大江千里に「Hmmm」

 ジャズピアニストの大江千里が8日、バードランドシアターでコンサートを行った。今月20日に世界発売されるジャズ・オリジナルアルバム6作目「Hmmm」に先駆けたもので、大江自身初となるドラムを入れた編成で、ドラマーのアリ・ホーニグとベーシストのマット・クロージーを迎え、ピアノソロ3曲のほか「OrangeDesert」「Bikini」「Indoor Voices」などオリジナル全9曲を含む13曲を演奏した。
 スタートと同時に大江の演奏が今までと明らかに違っていることを印象付けた。明るく軽快なその旋律は、まるで往年のラムゼイ・ルイスかロドニー・フランクリンの再来を思わせるほどにジャズエンターテイナーとしての明確なメッセージを奏でていた。大江が持つ和のDNAをそこはかとなく散りばめた曲が並ぶアルバムを大勢の来場者が買い求めていた。  (三浦)

祝令和「天皇シリーズ」

Reigakusha©Taira

ジャパン・ソサエティーで来年6月まで

雅楽の伶楽舎公演
小泉八雲「怪談」朗読

Photo by © Takashima Toshinobu
From left-to-right: Shiro Sano, Kyoji Yamamoto

 令和時代の始まりを祝した「天皇シリーズ」の舞台芸術が今月から来年6月まで、ジャパン・ソサエティー(JS=東47丁目333番地)で上演される。皇室の保護の下に伝承されてきた雅楽・舞楽のコンサートを皮切りに、大正天皇即位を祝って創られた新作能「大典」の公演、神道を切り口にした小泉八雲の「怪談」など、天皇をめぐる文化に関連したシリーズ。
 第1弾となる雅楽コンサート「祝賀の雅楽・舞楽と現代雅楽」は21日(土)午後2時30分と7時30分(完売)からの2回。雅楽演奏グループの伶楽舎が海外では稀なフルスケールの雅楽オーケストラで演奏する。 
 第2弾は10月24日(木)午後7時30分から朗読&音楽、小泉八雲朗読のしらべ「怪談 – 恐怖の底より聞こえる救いの叫び声」。出演は俳優の佐野史郎と、ギタリストの山本恭司。ふたりが2007年から続けている朗読とライブ音楽シリーズの北米初公演。10月のハロウィーンにちなみ、怪談から「おしどり」や「かけひき」など4作を上演。また、小泉八雲の曽孫で民俗学者の小泉凡が八雲の日本観などについて解説する。
 問い合わせは電話212・715・1258まで。各チケット購入や10月以降のスケジュールなど公演の詳細はウェブサイトwww.JapanSociety.org/performingartsを参照。

愛国という名の裏切り Official Secrets

 2003年イラク戦争開戦前、英米などで反戦運動が活発化するなか、GCHQ(英政府通信本部)職員キャサリン・ガンがNSA(米国家安全保障局)の通信傍受指示疑惑をリークした事件を描くポリティカル・サスペンス。原作はマーシャ・ミッチェルとトーマス・ミッチェルによるノンフィクション『The Spy Who Tried to Stop a War』。
 主人公キャサリンには「プライドと偏見」(2005年)などのキーラ・ナイトレイ。レイフ・ファインズ、マシュー・グードらが共演。監督は第78回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品「Tsotsi」(ツォツィ、05年)をてがけたギャヴィン・フッド。
 開戦前、国連安保理では英米はイラクへの軍事制裁を強く推したがフランス、ロシアなどが反対していたため、英米はチリ、パキスタンなど非常任理事国の賛成票を必要としていた。英米はこれらの国の国連代表部職員らを通信傍受することで開戦を有利に進めようとしたと言われている。  
 キャサリンは海外在住の経験などから語学能力を買われGCHQで傍受の仕事をしていた。2003年2月、イラクへの武力制裁が現実味を帯びる中でキャサリンはある日、NSAからGCHQに送られた手紙を目にする。キャサリンの部署の職員全員に回ってきたメールでキャサリンが偶然見つけたものではない。しかし、その内容は安保理にイラク戦争開戦を承認させるための通信傍受要請だった。
 現時点でイラクが大量破壊兵器を保持している確たる証拠がないままに多数の犠牲者が出るであろう戦争に進むことはばかげている。考えた末に、キャサリンは友人らを通じてNSAの手紙をメディアにリークする。
 キャサリンには職務上の守秘義務がある。しかし自分の使命はイギリス国民の安全であり、政府が国民をだます手助けではない。決意は固かったが手紙の存在がオブザーバー紙によって報道され事態が進むうちにキャサリンは予想だにしない困難に巻き込まれていく。
 社会の利益と自身のキャリア、プライバシーを天秤に賭けなければならない告発者。一歩前に踏み出すのは強い信念だ。1時間52分。R。(明) https://www.ifcfilms.com/films/official-secrets

■上映館■
AMC Empire 25
234 West 42nd St.
AMC Lincoln Square 13
1998 Broadway
City Cinemas 1, 2 & 3
1001 Third Ave.

ぼくめいた 2

短期集中新連載えほん

作・絵 三浦良一

ボクの前に 車を止めて
「お留守番 たのんだよ」とコインをいれて 
鼻をねじると
「まかせて!」とボクは約束するんだ
そうすると カチコチ カチコチと 
おなかの 時計も 歌いだす       
(次号につづく)


Drivers park in front of me and say,
“Please take care of my car,” as they insert a coin and twist my nose.
“No problem! Leave it to me!” I promise them.
And so, the clock inside my stomach goes, “tick-tock, tick-tock.”
 ( to be continued)

ズバリと伝える、伝わる。

リップシャッツ信元夏代・著
朝日新聞出版・刊

 日本で生まれ育った純粋な日本人でありながら、全米スピーチコンテストのニューヨーク大会で4連覇を果たすという快挙を成し遂げたリップシャッツ信元夏代さん。プロフェッショナルスピーカーとして磨いたスピーチ力と、戦略コンサルタントとして磨いてきたロジカルシンキングを合わせて独自のブレイクスルー・メソッドを構築してきた彼女が著書にまとめた。20文字でこの本一冊のすべてを言い切れと言うなら「言いたいことはスバリと伝える。それに尽きる」だろう。つまり回りくどい言い方はしないということ。
「自慢話は聞きたくない。でも成功した人の話は聞いてみたい」。そんな人が目の前で自分が話すのを待っている。そんな時、1から10まで全部を話すのか、それとも言わずもがなのことは、端折って話すのか、それは相手との距離で決まるもの。
 同書では、想像する部分や相手の思惑を推し量ることが多い発言を「高コンテクスト」という表現で使い、口に出して言ったことがすべてで、それ以上でもそれ以下でもないというような発言を「低コンテクストな発言」と表現する。言ったことが確実に相手に伝わるためには低コンテクストで話すことを心がけよと教えている。
 言ったことをそのまま真に受けてくれる素直な聴衆ばかりなら苦労はないが、「そうは言っても」と異論を挟む意見者がいるものだ。そういう人もひっくるめて自分の話に引き込む方法とは—。
 この本では「相手目線で聞く人の側に立って分かり易く言うことの大切さを説いている。最初の一言、ふた言で聞く人の心を掴むのが大切なのは日米のスピーチでも共通。聴衆が日本人ばかりなら、自慢話はドン引きされるのがオチだが、アメリカ人には必要以上の謙遜や言外の行間を読んでもらうという芸当は通じない。「低コンテクスト」でストレートに言うべきことを伝えないと伝わらないというのがアメリカの現実。オブラートに包んで上品にやったとしてもしっかりそこは外さない。
 掴みで、アメリカ人の多くは、ジョークを一発かませるのが一番手っ取り早い方法だと思っているふしがある。会場が沸いたらあとはこっちのもの、コ難しい話も少しの間なら耳を傾けてくれる。この本は、話し方を教えてくれるだけでなく、情緒的に流されやすい日本人の思考をロジカルなストーリーに組み直してくれる、そんな新しい発見とヒントに満ちた本だ。(三浦)


 ■講演会のお知らせ=信元さんは20日(金)午後7時からマンハッタンで講演する(インスパアトーク主催)。参加費は一般35ドル、学生30ドル。会場は西31丁目25番地3階。申し込みはrsvp.inspiretalkny@
gmail.com まで。

編集後記

みなさん、こんにちは。9月20日から11月2日まで日本でラグビーワールドカップ2019が開催されます。この機会を捉え,本日5日、国連本部ノース ローンで、日本政府国連代表部及びオーストラリア代表部等の共催によりラグビーイベントが開催されました。別所国連大使も紅白の全日本ラグビージャージに 身を包んでの登場でした。灘高校の体育の授業や英国留学中にもラグビーに親しんだという大使、グランドで走りこそしませんでしたが、ワールドカップ日本大 会の盛り上げに一役かっていました。私も高校時代は、北海道の北見北斗高校でラグビー部に入っていて11番の右ウイングでした。私の時代には花園ラグビー 場には行けませんでしたが、伝統校で決勝に4回出場しています。優勝こそできませんでしたが準優勝4回は卒業生として、部のOBとしていまでも誇りです (大学でやるほどのガッツがなかったのが今にして思えば残念だったかも。漫研というなんとも軟派な方向へ進み...)。ともあれ日本大会の盛況と全日本の 活躍を期待しましょう。記事と動画は来週号になります。今週号は、惜しくも負けてしまったテニスUSオープンの大坂なおみ選手の試合前記者会見、それと逆 境を乗り越えて勉学に励む日本人大学生のビヨンド・トウモローの映像です。共に本紙1面と教育面で記事になっています。あと、今週号から短期集中17回の 連載で、バイリンガル絵本「ぼくめいた」を掲載します。ぜひご覧くださ い。NYのパーキングメーターのお話です。それでは、みなさんよい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)

【今週の紙面の主なニュース】(2019年9月7日号)

今週のデジタル版は表紙をクリック↓

(1)表現の自由か煽動か 1面
(2)大坂破れたけれど  1面
(3)ぼくめいた     3面
(4)日本3大盆踊り   4面
(5)障害乗り越え芸術  4面
(6)浴衣クルーズ盛況  4面
(7)国連日本庭園再生  5面
(8)ウーマンケイコフジイ 17面
(9)星野源NY公演へ    25面
(10)映画         26面