岡山県備前市の吉村武司市長が来米し、瀬戸内海に面した備前市の「わび、さび、旅」の魅力を2月3日夕、ジャパン・ソサエティーでトップセールスした。
(写真)会場ホールに展示された備前焼を鑑賞する招待客
これは岡山県の備前市と瀬戸内市で構成する「伝統工芸美術品振興事業実行委員会」が伝統工芸美術展示会第7弾「備前と瀬戸内の陶器と食の祭典」として米国で初開催したもので、当日は備前焼の陶芸作家、平川忠さんと赤井夕希子さんが舞台で、備前焼や虫明(むしあげ)焼について説明した。会場ホールには、伊勢崎淳(人間国宝)、吉本正、島村光、隠崎隆一、安倍安人ら備前焼の作品が展示され、260人の招待客が作品鑑賞を楽しんだ。講演のあとは牡蠣ご飯や、備前焼のお猪口、徳利やお皿で地元岡山の日本酒やワイン、和菓子の源吉兆庵のスイーツなどが振る舞われた。