GX投資と食・観光
ジャパン・ソサエティーでセミナー
北海道は1月30日、ジャパン・ソサエティーで北海道GX関連投資セミナーと北海道食観光プロモーションを行った。札幌市や国と連携して海外からのGX投資(金融)の呼び込みに向けたセミナーを開催するとともに、北海道へのインバウンド拡大等に向けた食・観光のプロモーションを実施した。セミナーでは北海道経済産業局資源エネルギー環境部長・豊島厚二氏が日本のGX政策について紹介し、北海道副知事・三橋 剛氏が日本全体で150兆円とも言われるGX投資のうち40兆円が投入される北海道の特区を活用したDX・GX投資環境の整備、4月から拡充予定の投資インセンティブについて解説した。
(写真上)サッポロラーメンを手にするニューヨーカー(JSで)
続いて産業ガス業界で国内2番手のポジションに位置するエア・ウォーターのアメリカ代表取締役社長・峯坂宏幸氏が、北海道における脱炭素関連の取り組みについて説明した。最後に札幌市副市長・天野周治氏が札幌市の新しい挑戦として日本の再エネ供給基地と金融センターを目指す取り組みのほかスキーや雪まつり、サッポロビールなどの観光地、食の魅力について紹介した。
夜の部の食と観光PRは、鶴雅リゾート営業部副部長・海外事業担当・高田健右氏と西山製麺取締役管理部長・池浦 研一氏が、北海道の観光の魅力、阿寒国立公園のアイヌの文化遺産などを紹介し、池浦氏が日本のラーメンの歴史、サッポロラーメンの起源などを紹介。来場者300人余りのニューヨーカーは講演後、日本酒、北海道米を使ったお菓子、ラーメンなどでもてなしを受け大盛況だった。また北海道からの一行は、前日、市内レストランつくしで開かれたNY北海道ゆかりの会(竹田勝男代表幹事)主催の夕食会で、在米道産子たちから歓迎を受けた。