DECOBOKO 日本各地の優良商材一堂に

米国最大見本市に出展

 日本の優れたデザインを、1万人以上の来場者に直接アピールする米国最大規模の見本市「NY NOW」に、北米初の「日本商材専門」展示会DECO  BOKOが出展した。展示は2月3日から5日まで実施された。DECO BOKOは、ノース・レーン・インターナショナル(本社ニューヨーク、徳重真梨子代表)が運営する日本発の商品を海外に紹介するキュレーションブースで、2021年から毎年2月と8月に開かれる「NY NOW」へ参加している。個性的でデザイン性に優れた新しい日本ブランドに出会えるとあって、毎回アメリカの一流バイヤーが多数ブースを訪れる。

(写真上)和歌山からの商品を展示した出展ブース

 今回のショーには、樹皮で形成した食器で主催者から「社会に影響あるデザイン」として受賞したARAS、お茶系カップなどを展示したmonoya、和歌山県のガラスや山家漆器、福島のジーンズ、宮城県仙台市からは木材建築材会社、一条工務店宮城(峯岸宏典社長)が制作したギターも出展し、中井勉、高免信喜、金澤悠人らNY在住ギタリストが駆けつけた=写真左=。今年も計56のバラエティに富んだ日本ブランドが集まった。