民謡を現代的に表現 MIKAGE PROJECT

世界ツアーNY公演

8月6日ジョーズパブで

 日本の伝統的な民謡を現代的なテイストでユニークに融合させた3人のミュージシャンによるグループ、MIKAGE PROJECTが8月6日(火)午後7時から、ジョーズ・パブ(ラファイエット通り425番地)にてパフォーマンスを披露する。(協力:独立行政法人国際交流基金)

 民謡は、地域の豊かな色彩や生活様式を映し出す日常生活における音楽の宝物である。「神霊」を意味するMIKAGEは、これらの民謡の美しさを大切にし、分かち合い、その精神を後世に残すことを目的としている。軽快なリズムとメロディーを持つ多彩なセットリストで、観客が一緒に踊り、歌う機会もある。出演の佐藤公紀(尺八、竹笛)は、民謡一家の長男として生まれ、幼少より演奏活動を始める。東京藝術大学卒業後、さまざまなジャンルのプロデュースや演奏活動を行う。浅野祥(津軽三味線、ボーカル)は、祖父の勧めで5歳から津軽三味線を始める。慶應義塾大学卒業後、民謡と三味線を現代風に融合させた魅力を世界に発信している。本間隆(二十五絃箏)は、3歳より母に箏の手ほどきを受け、桐朋学園大学音楽学部邦楽科卒業。作曲・演奏活動のほか、箏曲家としても活動している。

 入場料は25ドル(事前購入)、30ドル(当日)。チケット・詳細はウェブサイトhttps://publictheater.orgを参照する。