アートで平和考える、ピース2021展

JAAで8月6日から

 人類の原爆投下の記憶を次世代に引き継ぎ、アートを通じて平和を考える草の根プロジェクト展「ピース2021」が8月6日(金)から13日(金)まで、NY日系人会(JAA、西45丁目49番地11階)で開催される。昨年、コロナ禍で中止を余儀なくされた戦後75年の節目の展示。参加アーティストは、ニューヨークおよび近郊在住の板東綾子、クリストファ・クレイグ、藤原未佳子、ヘンデル佳奈、平之内美穂、百田和子、コサカ&トバイアス、越光桂子、鞍井綾音、松尾明子、神舘美会子、及川ひろみ、佐治宣子、ストーン・カズコ、竹田あけみ、山本章子、安井雪絵、由賀子、西海岸から熱田聖子、日本から佐藤達也の19人と1ユニット。また、ニューヨークで反戦・反核の創作活動を半世紀にわたり貫いた故・飯塚国雄の作品2点も展示される。

Mieko Mitachi, A-bombed Aogiri, 2019, Mixed media on paper, 18 x 18 in

 入場無料。オープニングレセプションは8月6日(金)午後2時〜5時(予約推奨)。3時30分からはオンラインでの展示作品紹介やアーティストインタビューを行う。また12日(木)午後2時からのオンライン実況では、当日開催のJAA盆踊り敬老会終了後、戦時・戦後世代の方々に作品の感想や平和への想いを聞く。予約・オンライン実況の参加申し込みは、ウェブサイト artspheres.org を参照する。

(写真)Keiko Koshimitsu, No More FUKUSHIMA–MO, 2011-2021