ブライアントパークでアイスショー

アメリカン・アイス・シアター

多様性テーマに開催
島田美樹さんが企画

 3月12日、ブライアントパークで「Diversity on Ice! Skating Show」と題したアイスショーがアメリカン・アイス・シアター(AIT)とミキズ・アイス・イベンツ(MIE)のコラボで開催された。

 フィギュアスケートも他スポーツと同様にパンデミックで競技会やアイスショーなど全てキャンセルされている。このショーは、日々トレーニングに励んでいるスケーター達にその努力の成果を披露する場と、エンタメ業界がほぼ全滅のなかで人々に活気を与えたいというフィギュアスケートコーチ島田美樹さんの強い思いから実現した。

 アイスショーのタイトルにあるように、スケーターの国籍やバックグラウンドはさまざまで、アメリカ、日本、南米、ヨーロッパ、アフリカなどからスケーター達が集結し、エキシビジョン演技を披露した。ショーでは5歳から60歳までの、ソロ、 ミニグループ 、アイスダンス、ペアなど、22人のスケーターと、AITのグループ計45人がそれぞれのプログラムを披露。オリンピアンのコーチ達が教える全米選手権のメダリストであるスタースケーターや自閉症のスケーターも参加し、スケートファンだけではなく通りすがりの人も集まり、 多くの観客からたくさんの温かい応援を受けていた。