鼓舞が演奏、毎週土曜日
日本人女性ばかりの和太鼓集団「鼓舞」が、ライブエンターテイメントの壊滅的状況の中、ガレージパフォーマンスを毎週土曜に続けている。客はストリートから無料で観劇できる。23日、昨年10月末から続けてきた13回目のパフォーマンスが氷点下の寒空の下行われた。場所はイーストビレッジ10丁目の1番街と2番街の間にあるシアター・フォア・ザ・ニューシティのガレージ。出演は宮本やこ、大塚文葉、山下真由、福山浩子、松井華奈の5人。ライブ演奏は午後2時から。これからも毎週続ける。(関連記事デジタル版15面に)
寺久保エレナ
総領事公邸からオンライン配信
サックス奏者の寺久保エレナとハモンド・オルガンの敦賀明子、ドラムスの田井中福司、ギターのポール・ボーレンバックという豪華メンバーによるジャズのライブ演奏が22日、ニューヨーク総領事公邸から実況生中継でオンライン配信された。パンデミックの中でニューヨークで活躍する日本人音楽家を支援するため山野内勘二大使が毎月1度金曜の夜に開催しているもので今回が4回目。
寺久保は北海道札幌市出身。2010年スイングジャーナルゴールドディスク受賞。翌年、特待生としてバークリー音楽大学に留学。15年同大を卒業し、活動拠点をニューヨークに。当日はダブルアンコールを含め7曲を演奏。「お客様の前での演奏は数か月ぶりで、とても幸せな時間でした。大使やゲストの皆さんの笑顔が見れてとても嬉しかった」と演奏後話した。