自動運転を実用化

ネイビーヤードで6台走行開始

 ボストンに本社を置くハイテク企業オプティマス・ライド(Optimus Ride)が、ブルックリン・ネイビーヤードに6台の自動運転車を6日、配備した。
 現在、乗車は無料で、ネイビーヤードでの通勤ルートを自動運転走行中だ。時速15マイルで走り、当面各車には、同社の技術者2人が前の座席に座り、運転はしないが、万が一の不測の事態の対応を行う。
 自動車にはハンドルなど運転装置が付いていて人間が運転操作をすることもできる。技術者が同乗するのは、万が一不測の事故を予防するのは勿論だが、障害物や歩行者などの情報を分析して走行する車の特製などを分析し、調査するのも目的。6台のマイクロバスはゴルフカートに車体を乗せたようなコンパクトな設計。月間2万人の通勤客の足として利用される。来年の半ばには、技術者同乗なしの完全無人化した自動運転を目指すという。