ザ・ウエスティン・ニューヨーク・グランドセントラル・ホテル(東42丁目/212番地)の側面にこのほど巨大な壁画が完成し、話題となっている。
同作品はNY市内の壁画としては最大級で、同ホテルの13階分を占めている。主催者で、児童就労と現代の奴隷行為の撲滅を訴える非営利団体ストリート・アート・フォー・マンカインドは、国連の国際労働機関(ILO)の創立100周年記念イベントの一環として、同作品の制作を企画した。
趣旨に共感を持ったアーティストのジョージ・ロドリゲス-ヘラダ氏=写真=は、労働収容所から救出された子供たちの写真を基に、少年の2つの瞳を描写した同作品を制作した。さらに両側面には、それぞれ1輪の花が描かれている。