イーストビレッジのアルファベットシティーで住民に愛されてきた駄菓子屋が2月末で閉店した。「ラウル・キャンディー・ストア」はアベニューB205番地で40年以上前に開業。しかし、経営者のラウル・サンチャゴさんは75歳、共同経営者のペトラ・オリヴィエリさんも70代になり、引退を決意した。家賃高騰が理由ではないと話しているが、当初月額100ドルだった家賃は現在は2400ドルに跳ね上がったという。
地域住民の間では同店の存続のために寄付集めが始まったが、サンチャゴさんの意志は固く、決意してから仕入れをしていなかった。
最終日の2月28日、同店に残っているお菓子を無料にした。